nonjaco’s blog

【S16/201位1835】ドラパオーガにカエルを添えて

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はじめに

のんじゃこと申します。S16で最終201位(1835)でした!
S15・16と同じ構築を改良しながら使っていました。とても愛着があるので、記録に残しておきたいと今回初めて筆を執りました。
剣盾からランクマを始めてレンタルパを使うことも多かったため、「しっかり考察して完成させた!」と胸を張って言える初の構築です。

 

構築経緯

雨パが好きなので禁伝ルールと来たらカイオーガ一択!
カイオーガにダイジェットを乗せたり、ダイストリームで天候を戻したいと思いドラパルトを採用。
初めはカイオーガのBをサポートできる威嚇ボーマンダを試しましたが、レジエレキのエレキネットや負けん気ボルトロスに対して弱いと感じたためクリアボディのドラパルトに落ち着きました。

 

ダイマエースの悪ウーラオス、サイコフィールド書き換え&水ポケ対策としてゴリランダー、優秀な受ポケ&炎打点であるガオガエンはすぐ決まりました。

 

なかなか決まらなかったラスト1匹。
イエッサン→カプ・コケコなど3週間に渡って検討した結果、ドラパルトを選出しにくいザシアンやイベルタルに対してダイマできるポケモンということでガマゲロゲにたどり着きました。ドラパルト同様にエレキネットの干渉を受けない優秀なダイジェット要員です。


追い風を持たない構築のため、ドラパルト・ウーラオス・ゴリランダーによる先制技とすいすいガマゲロゲでS操作に対抗していきます。

 

構成

カイオーガ

@リンドの実
特性:あめふらし
性格:おくびょう
実数値:175-x-110-202-160-156
努力値:0-0-4-252-0-252
技構成:しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/まもる
調整:
S+1で最速黒バド抜き(ひかえめだと抜けないため途中からおくびょうに変更)
リンドの実でゴリランダーのA↑252ハチマキグラスラ確定耐え、フシギバナのC↑252珠ハードプラントベースキョダイベンタツ確定耐え&定数ダメージ耐え



ダイマエースにジェットを乗せてもらいながら潮吹き/こんげんの波動をひたすら撃っていきます。
リンドの実を持っていることでゴリランダーやフシギバナを前に強気で動いていけます。ゴリランダーには守る読みされて狙われないこともあり、そうなるとオイシイ展開です。
れいとうビームではゴリランダーやフシギバナを確1できませんが、緊急ダイマの時に相手の襷を削ったり、ワイドガード対策として採用しています。


相手の後発にザシアンがいる場合、とにかくカイオーガにダイジェットを1回以上積むことを意識していきます。


に対しては、ドラパルトがジェット1回、カイオーガが2回でエレキを抜けるので、カイオーガ初手まもる&ドラパルトでダイジェットが安定します。


カイオーガを先発すると相手のダイアースを誘発させますが、カイオーガ以外は全員物理なので後発が活躍しやすくなる効果も感じました。


ドラパルト

@ラムの実
特性:クリアボディ
性格:ようき
実数値:163-172-95-x-95-213
努力値:0-252-0-0-4-252
技構成:ゴーストダイブ/ダイビング/ふいうち/アクロバット
調整:
S+1で最速ようりょくそフシギバナ抜き、最速レジエレキ抜き
ふいうちでCS型黒バドレックス確1



カイオーガをサポートするダイマエースです。エレキネットやいかくが効かない、ラムの実によりねむりごなや鬼火を気にせず動いていけるところがダイマエースとして強いと感じています。


S+1で最速ようりょくそフシギバナを抜けるため、に対して1ターン目でドラパダイジェット&カイオーガがリンドの実で攻撃耐えつつれいとうビーム→2ターン目でダイストリーム&こんげんの波動などの動きが可能です。


相手の初手がだった場合は、黒バド方向にふいうちしながら、レジエレキ方向にカイオーガのダイアイスを撃つことで対応します。


ひこう技をアクロバットにしたのはゴーストダイブとダイビングが2ターン技のため。アクロバットは読まれにくく、「どうせこのターンは倒されない」と思っている相手のポケモンをサクッと倒せたりします。

また、初手ガエンミミッキュ、後発が来たらほぼ勝ち確です。
ドラパルトのアクロバットカイオーガのダイストリームでミミッキュを倒す→2ターン目にガエン方向にゴーストダイブしながらガエン方向にダイストリーム→3ターン目にゴーストダイブで相手の守るを破壊しながらカイオーガのダイストリームを通す。

さすがにシーズン後半になると相手のガエンミミッキュ白バド使いも単純には動いてこない試合もありましたが、猫だましの効かないドラパルトのアクロバットは対ミミッキュに強いと感じています。


余裕があるときはカイオーガとのアークビート、ウーラオスとのホロウビートも可能です。

 

ガマゲロゲ

@いのちのたま
特性:すいすい
性格:ようき
実数値:181-161-95-x-95-138(すいすい時276)
努力値:4-252-0-0-0-252
技構成:アクアブレイク/とびはねる/じだんだ/まもる
調整:
すいすい発動時S実数値が最速レジエレキ-1
これにより準速グドラ、S+1最速ボルトロス抜き
雨ダイストリームで一般的なダイマボルトロスを8割程度削れます(ウーラオスの不意打ち圏内)



第2のダイマエースとして、ドラパルトが苦手とするザシアンやイベルタルに対して選出していきます。(※だたし、今回の構築はイベルタルが相当重いです。)

実数値を見てください!珠&特性すいすいにより、ドラパルトより優秀なんです…!


初めはいじっぱりで使っていましたが、ボルトロスとのS関係に気付き即変更しました。また、対面させることは少ないですが、一般的なキングドラは準速が多いため、先に動けるという利点もあります。

ガマゲロゲは、ダブルにおいては一般的なポケモンではないと思います。
そのため、ダイジェットが読まれにくかったり、相手がかいでんぱを撃ってきたり(物理なので無関係)、ダイマボルトロスをダイジェット→雨ダイストリーム倒したり、サプライズ展開を繰り広げてくれます。
カイオーガをS+1で黒バド抜きにしているので、ダイジェット&しおふき(こんげんのはどう)で上から倒せたりします。黒バドがスカーフだったとしても、ガマゲロゲカイオーガアストラルビットを耐えるため問題ないです。


ディアルガに対して、上からダイアースを撃てるのも強いと感じています。
このパーティー唯一のダイアース要因としてもガマゲロゲに価値を感じています。


相手にゴリランダーが居るときは選出しないのが原則です。ダイマしていてもグラススライダーでワンパンされてしまいます。

 

悪ウーラオス

(キョダイ個体)@きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200-120-x-81-149
努力値:0-252-0-x-4-252
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/みきり
調整:
一般的なウーラオス
火力あった方が良いかなと思いいじっぱり



相手のウーラオスがほぼようきなので同速を意識しない立ち回りを実現(!?)

構築内で言うと臆病カイオーガより遅いので、相手にS関係を誤認させる→指振り要員をカイオーガで削り切ってから本命に攻撃を当てるなどができることもあります。

基本的には後発。ダイマエースとカイオーガで場を荒らしてウーラオスで倒す流れを想定しています。

ただし、に対してはゴリランダーとともに先発で出します。



ゴリランダー

@突撃チョッキ
特性:グラスメイカ
性格:いじっぱり
実数値:207-187-110-x-90-113
努力値:252-196-0-x-0-60
技構成:グラススライダー/はたきおとす/10まんばりき/ウッドハンマー
調整:
ようきA252ザシアンのきょじゅうざん確定耐え
ひかえめC252珠キングドラのダイジェット確定耐え
ラプラス意識の準速60族抜き



きょじゅうざん耐えはマスト。しかしいじっぱりザシアンまで意識すると他の実数値が上げられないため環境に多いようきまでとしました。ザシアンにはガマゲロゲやウーラオス、ジェット1積みのカイオーガにがんばってもらうのが基本です。

また、今回の構築の唯一の対水ポケとして、準速ラプラス抜きにしました。
ラプラスやレヒレ戦では大切に扱います。

サイコフィールドを書き換えて黒バド相手に不意打ちを当てる
ことにも使えるので、黒バドがタスキだった場合のケアとしても、とつげきチョッキにしてよかったと思っています。


に対してはウーラオスと一緒に先発で出します。
ゴリランダーはグドラの珠ダイジェットを耐えるので、あんこくきょうだ&ウッドハンマーキングドラに撃っていきます。カイオーガ意識のいたずらボルトは引いてくることが多く、ニョロトノは守ってくることが多いので、次のターンで不意打ち&グラスラでキングドラを縛れる展開が多いです。
キングドラさえ倒してしまえば後発のガマゲロゲが活躍できます。

 


ガオガエン

@オボンの実

特性:いかく
性格:しんちょう
実数値:201-135-129-90-136-68(S7個体)
努力値:248-148-0-0-108-0
技構成:すてぜりふ/オーバーヒート/フレアドライブ/ねこだまし
調整:
ボックスにいたガオガエン努力値振り直した方が絶対強い。
いかく込みでA↑252珠ウーラオスインファイト確定耐え
オボン込みでひかえめカプ・レヒレのだくりゅう確定3発



はじめはトリル対策として挑発を入れていましたが、てっぺきナットレイ対策としてオーバーヒートに変更。
ミミッキュやポリゴン2に対しては初手ガエンより強い出し方が構築内にあるので、結果としてよかったと思っています。

ガオガエンガオガエンであれば強いと思っているので、ボックスにいた個体をそのまま使ってみました。
S個体値は生まれたままの7。色違いなので鍛えるのはもったいないと感じ捨て台詞型にしました。何度かあったのですが、トリル下で無振り白バド(実数値70)より早く動いてしまうので、S71以上にしておいた方がいいかもしれません。

基本的にはレヒレの居ない白バド構築に対して、ゴリランダーに代わって出していきます。



選出


■基本選出1
or

・対晴れパ、対トルネオーガ
ダイジェット+しおふきでガンガン攻めていきます。

・対ガエンミミッキュ白バド
ドラパルトのところに詳細を書きましたが、クロバット+ダイストリームミミッキュを倒します。

・対パルキア
ゴーストダイブカイオーガダイマで初手ダイドラグーンをかわしながらパルキアの横を順番に倒していき、ダイマが切れたパルキアをウーラオスで倒す立ち回りをします。


■基本選出2
or

・対イベルタル、対ディアルガ
イベルタル+レジエレキが来たらダイジェット&こんげんの波動を撃ってみて、相手のレジエレキがかみなり(カイオーガ確1)持ちだったり、ふいうちでカイオーガがシバかれたら降参しましょう…。

先発と後発を入れ替えて、イベルタルダイマターンを捨て台詞や守るでしのいで後発打開ダイマックスで勝ったこともあります。こちらの方が良い気がします。ひとまず、イベルエレキはキツイです。


・対まけんきボルトロス+黒バド
に対してもこの選出で出します。先発エルフーンボルト+後発にイエッサン黒バドが居るときは、黒バドにダイジェットを積ませない&フィールド勝負に勝つ&指振りさせないためボルトロスボルトロスの後発で出てくるイエッサンを優先して倒していきます。


■対グドラザシアン


ウーラオスとゴリランダーでキングドラをシバいてから後発打開ダイマックスが安定のプランだと考えています。


■対ホワイトキュレム
or+後発


ウーラオスにダイアイスを撃たれることが多いので、ガマゲロゲのダイストリームで襷ウーラオスを守りつつ、次のターンですいすいダイジェットからの先制攻撃などが可能です。



おわりに


少しだけでも読んでくださった方、ありがとうございました。
プレイヤーの腕次第ではもう少し上位に引き上げられたと思うので、ポケモンたちに感謝とごめんなさいをしたいです。
大好きなカイオーガとドラパルトを軸にした構築で2か月間プレイできてうれしかったです。今後も使うことがあるかもしれませんが、環境も変わってきているので、この記事にて一区切りと思っています(*'ω'*)

アドバイスや応援していただいた方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。