nonjaco’s blog

【S23/156位1813】スカーフオーガ&たまージョ

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はじめに

のんじゃこ(TNモモ/tao)と申します。シーズン23最終156位(レート1813)でした。初の非ダイマ環境で最初の2か月間は涙目の日々でしたが、シリーズ最後の月に1800乗せができてホッとしました。次の目標は1850!
今回の構築記事についてですが、強者でもないプレイヤーのスタン構築なので備忘録的なつもりで軽めに書きました。シリーズは終わりましたがアドバイスなど大歓迎しています。

 

シリーズ10振り返り

S21:トルネオーガアマージョで全く勝てずバルドルさんの黒バド使用(700位/1753)

S22:トルネオーガアマージョで全く勝てずうえすとさんのWキュレム使用(478位1757&488位1756)

S23:トルネオーガアマージョ使用(156位/1813)

 

環境についていけず、とにかく勝ち方がわからず苦しかった

トルネオーガアマージョについては取り巻きや道具を試行錯誤していましたが、スカーフオーガだけはずっと変更しませんでした。スカーフしおふきの魔力に完全に憑りつかれていました<ぶしゃー

 

構築経緯

・大好きな雨パを使いたい

・アンチサイクル、アンチねこねこ

・ガエンとゴリラを同時に使うのは無し(おもんない!という自分ルール)

・勝っても負けても試合展開を早くしたい

 

などの理由から

 

ここまでは固定

(みず)などを試しつつ

 

(悪)これに落ち着く

 

 

構成

カイオーガ

こだわりスカーフ
特性:あめふらし
性格:おくびょう
実数値:175-x-110-202-160-156
努力値:0-0-4-252-0-252
技構成:しおふき/こんげんのはどう/ねっとう/れいとうビーム
調整:
S(スカーフ込み):黒バド・ザシアン抜き、S+1で最速レジエレキ抜き


スカーフを持たせることでの上を取るチャンスがぐんっと増えるのが魅力。

ザシアンをてだすけしおふきでワンパンしたり、通常だと追い風しても上を取れないスカーフレジエレキの上を取れるのが強みでした。


トルネロス

@ソクノの実
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
実数値:155-x-91-147-130-179
努力値:4-0-4-12-236-252
技構成:ぼうふう/おいかぜ/あまごい/まもる
調整:
 S :最速
HD:C252じしゃくレジエレキのかみなり確定耐え
(他の方の調整を参考にしました)
 

技スぺ足りないポケモン。ちょうはつ/こごかぜなども非常に魅力的でしたが、雨パ好きとしては雨を降らせれば試合に負けても勝負に勝ってるみたいな部分がありました(?)

 

アマージョ

@いのちのたま
特性:じょうおうのいげん
性格:いじっぱり
実数値:147-189-118-x-119-124
努力値:0-252-0-0-4-252
技構成:トリプルアクセル/グラススライダー/とんぼがえり/てだすけ
調整:
A:無振りムゲンダイナをトリプルアクセルで高乱数1発

 

チョッキ→ハチマキ→命の珠・・・と道具について一番考えたポケモンでした。

珠に落ち着いた理由は主に2つ

・相手のの耐久調整を崩せる

・てだすけを覚えさせることによってを手助けしおふきでワンパンできる

 

チョッキをやめた理由はムゲンダイナの珠ヘド爆で吹っ飛んで虚無になったため。

鉢巻きをやめた理由はてだすけをしたあと他の技を打ちたかったため。

相手のゴリランダーのグラスフィールドただ乗りスライダー&ただ乗り珠ダメ回復が非常にウマかった。

個人的には命の珠アマージョが結論な気がしています。

 

レジエレキ

@じしゃく
特性:トランジスタ
性格:おくびょう
実数値:155-x-70-167-71-184
努力値:0-0-0-252-4-252
技構成:エレキネット/かみなり/ボルトチェンジ/まもる
調整:
S:ミラー意識

 

に対してキングオブワンパンマン

初めは10万ボルトでしたが、かみなりに変更して困ることは全くありませんでした。襷をウーラオスに譲ってしまったこともあり、素早さを生かして上からワンパンすることですべてを解決した方が強いという結論に。

トルネロスアマージョガオガエンのいずれかと並べれば確実に1回は行動できるうえ、ボルチェンで帰ることも可能なので、やっぱり襷はウーラオスに譲ってよかったと思いました。

 

悪ウーラオス

きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200-120-x-81-149
努力値:0-252-0-x-4-252
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/みきり
調整:
普通のウーラオス

 

初めは水ウーラを使っていてそれも強かったのですが、に対して弱すぎるという構築の欠点を改善すべく悪ウーラにしました。

で白バド相手にがんばりました。


ガオガエン

@オボンの実

特性:いかく
性格:わんぱく
実数値:252-136-138-x-124-83
努力値:252-4-124-0-108-20
技構成:フレアドライブ/DDラリアット/すてゼリフ/ねこだまし
調整:
HB:いじっぱりコジョンドインファイトを高乱数以外耐え
S:同族意識
(他の方の調整を参考にしました)


ガオガエンは強いです。


選出


■基本選出1(対ザシアンスタンなど)


相手の先発はorの場合がほとんどでした。
ザシアンにボルチェンしてガエンを出す→いかくの効果できょじゅうざんを耐えたアマージョがゴリラorロンゲにとんぼがえりしながらカイオーガを出す→猫だましorガエンバックでアマージョを出しながらしおふきを打つ動きが強かったです。他の人にアドバイスしていただいた動きなのですが、これで大体解決できたし勝率も上がりました。


■基本選出2(対ミラー)


ミラーの場合、高確率でお互いこの選出になります。相手のトルネロスの挑発をケアした立ち回りが必要です(初手まもるは危険)。

こちらのカイオーガがスカーフなので、相手のエレキにネットを1回入れれば上を取れます。


■基本選出3(対黒バドなど)
@1

相手の初手が黒バドならほぼ間違いなく引いてくるので黒バドの隣を殴ります。突っ張ってきたらなんでだよぉ!と叫びます。



■基本選出4(対トリル、対白バドなど)


相手のトリルを全力で防ぎに行きますが、防げないと判断した場合はカイオーガで根源の波動を打ちながらガエンくるくる、ウーラエレキ守るなどしてターン数を稼ぎます。相手にコータスがいる場合はトルネロスを選出してあまごいすることもありました。

 

キツかったポケモンたち

きのこのほうし防げない

日本晴れ草結びアンコールすべてがキツいトルネオーガガンメタポケモン

シーズン終盤で最速が増えた感じがした

動かれてもキツイ、おとりにして引かれてもキツイ


おわりに

つたない記事を読んでいただきありがとうございます。
てるチャレチーム戦のメンバー、フレ戦してくださった方、構築やプレイングのアドバイスをくださった方、応援や励ましの言葉をくださった方・・・これまで以上にたくさんの方々に支えていただいたシーズンでした。ダブルバトルが大好きなので、もっともっと強く楽しくプレイできるようにがんばります。

 

【S20/136位1818】ドラパテテフ水ウーラ

画像

はじめに

のんじゃこ(TNモモ/tao)と申します。S20で最終136位(1818)、サブ173位でした。
念願の100位台に乗せ、S16での201位という自己ベストまで更新することができました!
S17~20と同じ構築を改良しながら使っていました。
4ヶ月間一緒に戦った相棒たちとの思い出を記録したいと思います。

 

構築経緯

禁伝ルールのときにドラパオーガを使っていたため、嫁ポケであるドラパルトの相棒を火力があって全体技が使えるテテフに変えてみようと考えました。

 

(水ウーラ)

おいかぜ&トリルが使えるエルフーン、悪ウーラに飽きたため水ウーラにして基本選出完成。

 

(S17・2891位)
(S18・307位/S19・475位)
(6月てるチャレチーム戦/S20・136位)
紆余曲折した残り2匹。猫だましを切って守るを入れた弱保ガエンを使っていましたが、電気+炎+耐久が欲しかったので最終的にロトムと耐久厚めのランドロスになりました。
ちなみにランクマ用だともなかなか良くて、初手イエブリ出される率100%のこの構築において、ヘドロウェーブ+テテフのマジカルシャインでトリル回避可能です。BO3やイエブリ以外を考えるとランドロスになりました。
 

構成 

ドラパルト

@いのちのたま
特性:クリアボディ
性格:ようき
実数値:163-172-95-x-95-213
努力値:0-252-0-0-4-252
技構成:そらをとぶ/ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/なみのり
調整:
S+1で最速ようりょくそフシギバナ抜き、最速レジエレキ抜き


禁伝がいなくなりねむりごながだいぶ減ったので念願の珠に!
ミミッキュも減ったのでアクロバットそらをとぶにして火力ドラパルトの完成です。

なみのりを採用したのはダイビングだと2ターン技ばかりになってしまうし、撃ちたい相手がB種族値の高いコータスやセキタンザン、指トリルのツンデツンデだったため。また、弱保ガエンとのシナジーも意識していました。ダイマが切れたあとにテテフ→水ウーラに交代しながら不意打ちをケアしつつなみのりを打って気持ちよくなったりもできます。

雨すいりゅうれんだで雨パ使いの心も忘れないようにした。

性格がようきなため意気揚々と同速勝負に出られる反面、その辺のゴリランダーにダイジェットミリ耐えされるのが悲しい。これがなかなか厳しかった。
 

カプ・テテフ

@こだわりメガネ
特性:サイコメイカ
性格:ひかえめ
実数値:151-x-96-193-136-147
努力値:44-0-4-204-4-252
技構成:マジカルシャイン/ムーンフォース/サイコキネシス/サイコショック
調整:
ようき悪ウーラオスの暗黒強打最高乱数以外耐え
ひかえめフシギバナのダイアシッド確定耐え


相手によく選出されるにおいてドラパルトの珠ダイドラグーンとテテフのフィールド有メガネサイキネで大抵のポリ2を落としつつダイアシッドを耐えます。ごく稀に落ちないポリ2がいてトリルされて負けます。


挑発やサイチェンも魅力的ですがメガネ+攻撃技4種が外せないためまたの機会に。耐久調整は他の方のものを参考にしました。

とにかくオーロンゲやヤミラミに強く、命の珠でガンガン攻めたいドラパルトの相棒にピッタリでした。

はほぼ選出されるのでフィールドの取り合いに勝てるように立ち回る必要があります。この構築を使っているとゴリラが嫌でたまりませんでした。

 

エルフーン

きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
実数値:135-x-105-129-96-184
努力値:0-x-0-252-4-252
技構成:マジカルシャイン/おいかぜ/てだすけ/トリックルーム
調整:
同速意識のおくびょう


耐久型のエルフーンをしばらく使っていましたが、タスキもあるのでCSぶっぱに変更しました。
また、エナジーボール→てだすけに変更しました。エナジーボールは読まれにくく、レヒレアシレーヌといった構築全体で苦手とするポケモンに効果的なのは強かったのですが、のちに構築に加わる耐久厚めのランドロスのダイジェットでピントレンズ持ちこの指トゲキッスをワンパンしたかったのでてだすけ採用となりました。

 

水ウーラオス

(非キョダイ個体)@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
実数値:175-182-120-x-81-163
努力値:0-252-0-x-4-252
技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/どくづき/みきり
調整:
同速勝負および最速ランドロス意識のようき


しんぴのしずく、たつじんのおび、こだわりハチマキを試しました。
それぞれに長所がありましたが最終的には漢のハチマキに落ち着きました。みきりはハチマキ以外で試していた時のなごりですが、みきり→交代やダイウォールにも使えるのでそんなに邪魔ではありませんでした。

どくづきについては諸説あり、雷パンチの方がダイマックス時に火力が出るうえフィールドも変えられるのでお得かも。しかしダイウォール+交代でゴリランダーが出てくるシーンも多いため、交代読みどくづき+αが有効な場面もあり難しいところでした。


霊獣ランドロス

とつげきチョッキ

特性:いかく
性格:いじっぱり
実数値:187-198-110-112-100-138
努力値:180-116-0-0-0-212
技構成:そらをとぶ/いわなだれ/じしん/とんぼがえり
調整:
ひかえめレイスポスの珠てだすけダイホロウ耐え+ようきウーラオスのアクジェ耐え(高乱数が重ならなければ)


てるチャレチーム戦でチームメイトが使っていたレイスキッスがキツかったためそれを突破できる調整にしました。S+1で最速レイスポスを抜けるようにして、残りをHPとAに振り分けました。現環境でその対面はあまり見なくなりましたが、チョッキランドロスが気に入ったのでそのまま使っています。

初手で選出される率ほぼ100%に対して、いわなだれ+テテフのマジカルシャインを撃ちます。なだれで怯めばオイシイ、怯まなくても次のターンに攻撃を耐えながら2匹を処理できることが多いので後発のウーラオスを通せるようになります。

 

ヒートロトム

ぼうじんゴーグル

特性:ふゆう
性格:ひかえめ
実数値:157-x-127-165-127-114
努力値:252-x-0-196-0-60
技構成:10まんボルト/オーバーヒート/まもる/サイドチェンジ
調整:
S:準速テッカグヤ+1


対ブリザポス専用特殊部隊。初めは弱保ガエンを使っていましたが、構築的に引き先がおらず威嚇を何度も撒けなかったり、警戒されて弱保がほぼ発動できなかったりとかみ合わないことが多かったので、ヒトム採用で落ち着きました。

持ち物はブリザポスのA+2~3ダイアイスでちょうど半分削られるのでオボンが欲しいところですが、個人的にモロバレルに眠らされると楽しくゲームできないのでゴーグルにしました。ロトムの選出率自体が少ない&モロバレルとそれほど対峙しないこともありゴーグルの発動機会は少なめでした。稀に当たる晴れ+ねむりごな2匹のような構築を処理するときは後光が差しました。

相手の晴パにランドロスが居るときはその選出誘導になり、ドラパルトとウーラオスのコンビで狩ることができます。

ヒトムの使い方があまり上手でないため、Sを準速テッカグヤ+1に調整しているものの、対トリルのブリザポス以外にはほとんど活躍させられませんでした。


選出


■基本選出1

迷ったときはこれにすると決めてるくらい安定選出です。

・対バナコーポリ2
初手選出はほぼバナポリ2なのでダイドラグーン+サイキネで大抵のポリ2を倒します。ポリ2は鉢巻インファ耐えも多いと思うのでウーラオスをぶつけることはしません。
初手がコータスフシギバナだったらほぼねむりごななので自覚で避けるかドラパルトをエルフーンに交代して追い風下での後発打開ダイマックスを狙います。

・対カメックスボルトロス+ゴリランダー
いたずらごころをシャットアウト。ダイホロウ+サイコショックorインファイトで基本的にカメックスを落とせます。上手い人は初手にボルトゴリラのような選出をしてくるうえ負けん気ボルトだったりします。その時はがんばります。
ダイマボルトロスにダイジェットを2回積まれたら厳しく3回積まれたら負けるので2ターン目でダイウォールさせるorダイホロウで倒すために初動でテテフのサイコショックを入れておきたいです。


■基本選出2


・対アローラキュウコン+グレイシア、パッチルドン
グレイシアやパッチルドンは引いたりダイウォールすることが多いので、おいかぜ水流連打でアローラキュウコンを倒してからゲームスタートです。相手がエルフーンキュウコンだった場合はウーラオスをテテフに引きながらトリックルームします。


■対この指トゲキッス

キッスレイスポスやキッスドラパルトなど、この指が絡む構築に弱いので、てだすけダイジェットでなんとかキッスをワンパンしたい。

ちなみにピッピが本当に重く、ピッピポリZはもはやムリゲー構築となります。勝ち方わかる人いたら教えてください・・・。


■対イエブリ
@1
いわなだれマジカルシャインで怯みを狙いつつこの2匹でイエブリ突破を目指し後発ウーラオスを通しやすくします。相手の初手はほぼイエブリで間違いないので、テテフランドより速いポケモンがいても臆さず出しましょう。


■対ゴチルゼルブリザポス+エレキウーラドラゴなど

7回くらいボコられたあと8回目くらいにやっと勝てましたが、9回目にタスキじゃない耐久振りゴチルゼルが出てきてまたボコられ、もうほんまやめてくれ…構築です。てるチャレチーム戦でもボコられました。マジカルシャインムーンフォースゴチルゼルを倒せるかが鍵・・・。または先発ドラパテテフで行ってブリザポスがドラパルト狙ってこない読みで全力でゴチルゼルを倒すか・・・。


■対クレセリア+悪ウーラオス


エルフーンのトリル返しもあるので相手のクレセリアは素直にトリルせずてだすけorサイチェンの可能性が高めです。てだすけ鉢巻き不意打ちでドラパルトが縛られているので何かしらの読みが必要になります。


■対サマヨ+バンギ+レヒレ
or
相手の初手はほぼサマヨバンギです。
ドラパウーラで行った場合、サマヨ方向にダイホロウ水流連打するとサマヨは倒せますがドラパルトがバンギのうっぷんばらしで倒されて、後ろから出てきたレヒレダイマされてキツイ展開が予想されます。
エルフウーラで行った場合、バンギ引きレヒレ出しトリルを読んでバンギ方向にどくづきもありですが、エルフーンのトリル返しを読まれてサマヨがトリルしてこないこともありなかなか難しいです。


おわりに


読んでいただきありがとうございました。
4か月も使っていたのでダメ感も一応ついたり、エルフーンのトリル返しやロトムのサイチェンがいつ読まれるのかなども大体わかるようになりました。
反面、いざ構築記事を書いてみると解決できていない相手の選出も多く、今後は構築を作成・使用しながら記事にまとめていった方がいいと感じました。

ダイマ環境が終わり相棒のドラパルトとはお別れのときかもしれません。それもあり、本当は構築を変えようと思っていたところをラスト1か月もこの構築で戦い抜きました。

また、初めててるチャレに出た思い出の構築にもなりました。
チーム戦の仲間のお二方、その他構築や立ち回りについてアドバイスくださった皆様ありがとうございました!

ドラパテテフかわいい!最高!

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【S16/201位1835】ドラパオーガにカエルを添えて

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はじめに

のんじゃこと申します。S16で最終201位(1835)でした!
S15・16と同じ構築を改良しながら使っていました。とても愛着があるので、記録に残しておきたいと今回初めて筆を執りました。
剣盾からランクマを始めてレンタルパを使うことも多かったため、「しっかり考察して完成させた!」と胸を張って言える初の構築です。

 

構築経緯

雨パが好きなので禁伝ルールと来たらカイオーガ一択!
カイオーガにダイジェットを乗せたり、ダイストリームで天候を戻したいと思いドラパルトを採用。
初めはカイオーガのBをサポートできる威嚇ボーマンダを試しましたが、レジエレキのエレキネットや負けん気ボルトロスに対して弱いと感じたためクリアボディのドラパルトに落ち着きました。

 

ダイマエースの悪ウーラオス、サイコフィールド書き換え&水ポケ対策としてゴリランダー、優秀な受ポケ&炎打点であるガオガエンはすぐ決まりました。

 

なかなか決まらなかったラスト1匹。
イエッサン→カプ・コケコなど3週間に渡って検討した結果、ドラパルトを選出しにくいザシアンやイベルタルに対してダイマできるポケモンということでガマゲロゲにたどり着きました。ドラパルト同様にエレキネットの干渉を受けない優秀なダイジェット要員です。


追い風を持たない構築のため、ドラパルト・ウーラオス・ゴリランダーによる先制技とすいすいガマゲロゲでS操作に対抗していきます。

 

構成

カイオーガ

@リンドの実
特性:あめふらし
性格:おくびょう
実数値:175-x-110-202-160-156
努力値:0-0-4-252-0-252
技構成:しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/まもる
調整:
S+1で最速黒バド抜き(ひかえめだと抜けないため途中からおくびょうに変更)
リンドの実でゴリランダーのA↑252ハチマキグラスラ確定耐え、フシギバナのC↑252珠ハードプラントベースキョダイベンタツ確定耐え&定数ダメージ耐え



ダイマエースにジェットを乗せてもらいながら潮吹き/こんげんの波動をひたすら撃っていきます。
リンドの実を持っていることでゴリランダーやフシギバナを前に強気で動いていけます。ゴリランダーには守る読みされて狙われないこともあり、そうなるとオイシイ展開です。
れいとうビームではゴリランダーやフシギバナを確1できませんが、緊急ダイマの時に相手の襷を削ったり、ワイドガード対策として採用しています。


相手の後発にザシアンがいる場合、とにかくカイオーガにダイジェットを1回以上積むことを意識していきます。


に対しては、ドラパルトがジェット1回、カイオーガが2回でエレキを抜けるので、カイオーガ初手まもる&ドラパルトでダイジェットが安定します。


カイオーガを先発すると相手のダイアースを誘発させますが、カイオーガ以外は全員物理なので後発が活躍しやすくなる効果も感じました。


ドラパルト

@ラムの実
特性:クリアボディ
性格:ようき
実数値:163-172-95-x-95-213
努力値:0-252-0-0-4-252
技構成:ゴーストダイブ/ダイビング/ふいうち/アクロバット
調整:
S+1で最速ようりょくそフシギバナ抜き、最速レジエレキ抜き
ふいうちでCS型黒バドレックス確1



カイオーガをサポートするダイマエースです。エレキネットやいかくが効かない、ラムの実によりねむりごなや鬼火を気にせず動いていけるところがダイマエースとして強いと感じています。


S+1で最速ようりょくそフシギバナを抜けるため、に対して1ターン目でドラパダイジェット&カイオーガがリンドの実で攻撃耐えつつれいとうビーム→2ターン目でダイストリーム&こんげんの波動などの動きが可能です。


相手の初手がだった場合は、黒バド方向にふいうちしながら、レジエレキ方向にカイオーガのダイアイスを撃つことで対応します。


ひこう技をアクロバットにしたのはゴーストダイブとダイビングが2ターン技のため。アクロバットは読まれにくく、「どうせこのターンは倒されない」と思っている相手のポケモンをサクッと倒せたりします。

また、初手ガエンミミッキュ、後発が来たらほぼ勝ち確です。
ドラパルトのアクロバットカイオーガのダイストリームでミミッキュを倒す→2ターン目にガエン方向にゴーストダイブしながらガエン方向にダイストリーム→3ターン目にゴーストダイブで相手の守るを破壊しながらカイオーガのダイストリームを通す。

さすがにシーズン後半になると相手のガエンミミッキュ白バド使いも単純には動いてこない試合もありましたが、猫だましの効かないドラパルトのアクロバットは対ミミッキュに強いと感じています。


余裕があるときはカイオーガとのアークビート、ウーラオスとのホロウビートも可能です。

 

ガマゲロゲ

@いのちのたま
特性:すいすい
性格:ようき
実数値:181-161-95-x-95-138(すいすい時276)
努力値:4-252-0-0-0-252
技構成:アクアブレイク/とびはねる/じだんだ/まもる
調整:
すいすい発動時S実数値が最速レジエレキ-1
これにより準速グドラ、S+1最速ボルトロス抜き
雨ダイストリームで一般的なダイマボルトロスを8割程度削れます(ウーラオスの不意打ち圏内)



第2のダイマエースとして、ドラパルトが苦手とするザシアンやイベルタルに対して選出していきます。(※だたし、今回の構築はイベルタルが相当重いです。)

実数値を見てください!珠&特性すいすいにより、ドラパルトより優秀なんです…!


初めはいじっぱりで使っていましたが、ボルトロスとのS関係に気付き即変更しました。また、対面させることは少ないですが、一般的なキングドラは準速が多いため、先に動けるという利点もあります。

ガマゲロゲは、ダブルにおいては一般的なポケモンではないと思います。
そのため、ダイジェットが読まれにくかったり、相手がかいでんぱを撃ってきたり(物理なので無関係)、ダイマボルトロスをダイジェット→雨ダイストリーム倒したり、サプライズ展開を繰り広げてくれます。
カイオーガをS+1で黒バド抜きにしているので、ダイジェット&しおふき(こんげんのはどう)で上から倒せたりします。黒バドがスカーフだったとしても、ガマゲロゲカイオーガアストラルビットを耐えるため問題ないです。


ディアルガに対して、上からダイアースを撃てるのも強いと感じています。
このパーティー唯一のダイアース要因としてもガマゲロゲに価値を感じています。


相手にゴリランダーが居るときは選出しないのが原則です。ダイマしていてもグラススライダーでワンパンされてしまいます。

 

悪ウーラオス

(キョダイ個体)@きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
実数値:175-200-120-x-81-149
努力値:0-252-0-x-4-252
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/みきり
調整:
一般的なウーラオス
火力あった方が良いかなと思いいじっぱり



相手のウーラオスがほぼようきなので同速を意識しない立ち回りを実現(!?)

構築内で言うと臆病カイオーガより遅いので、相手にS関係を誤認させる→指振り要員をカイオーガで削り切ってから本命に攻撃を当てるなどができることもあります。

基本的には後発。ダイマエースとカイオーガで場を荒らしてウーラオスで倒す流れを想定しています。

ただし、に対してはゴリランダーとともに先発で出します。



ゴリランダー

@突撃チョッキ
特性:グラスメイカ
性格:いじっぱり
実数値:207-187-110-x-90-113
努力値:252-196-0-x-0-60
技構成:グラススライダー/はたきおとす/10まんばりき/ウッドハンマー
調整:
ようきA252ザシアンのきょじゅうざん確定耐え
ひかえめC252珠キングドラのダイジェット確定耐え
ラプラス意識の準速60族抜き



きょじゅうざん耐えはマスト。しかしいじっぱりザシアンまで意識すると他の実数値が上げられないため環境に多いようきまでとしました。ザシアンにはガマゲロゲやウーラオス、ジェット1積みのカイオーガにがんばってもらうのが基本です。

また、今回の構築の唯一の対水ポケとして、準速ラプラス抜きにしました。
ラプラスやレヒレ戦では大切に扱います。

サイコフィールドを書き換えて黒バド相手に不意打ちを当てる
ことにも使えるので、黒バドがタスキだった場合のケアとしても、とつげきチョッキにしてよかったと思っています。


に対してはウーラオスと一緒に先発で出します。
ゴリランダーはグドラの珠ダイジェットを耐えるので、あんこくきょうだ&ウッドハンマーキングドラに撃っていきます。カイオーガ意識のいたずらボルトは引いてくることが多く、ニョロトノは守ってくることが多いので、次のターンで不意打ち&グラスラでキングドラを縛れる展開が多いです。
キングドラさえ倒してしまえば後発のガマゲロゲが活躍できます。

 


ガオガエン

@オボンの実

特性:いかく
性格:しんちょう
実数値:201-135-129-90-136-68(S7個体)
努力値:248-148-0-0-108-0
技構成:すてぜりふ/オーバーヒート/フレアドライブ/ねこだまし
調整:
ボックスにいたガオガエン努力値振り直した方が絶対強い。
いかく込みでA↑252珠ウーラオスインファイト確定耐え
オボン込みでひかえめカプ・レヒレのだくりゅう確定3発



はじめはトリル対策として挑発を入れていましたが、てっぺきナットレイ対策としてオーバーヒートに変更。
ミミッキュやポリゴン2に対しては初手ガエンより強い出し方が構築内にあるので、結果としてよかったと思っています。

ガオガエンガオガエンであれば強いと思っているので、ボックスにいた個体をそのまま使ってみました。
S個体値は生まれたままの7。色違いなので鍛えるのはもったいないと感じ捨て台詞型にしました。何度かあったのですが、トリル下で無振り白バド(実数値70)より早く動いてしまうので、S71以上にしておいた方がいいかもしれません。

基本的にはレヒレの居ない白バド構築に対して、ゴリランダーに代わって出していきます。



選出


■基本選出1
or

・対晴れパ、対トルネオーガ
ダイジェット+しおふきでガンガン攻めていきます。

・対ガエンミミッキュ白バド
ドラパルトのところに詳細を書きましたが、クロバット+ダイストリームミミッキュを倒します。

・対パルキア
ゴーストダイブカイオーガダイマで初手ダイドラグーンをかわしながらパルキアの横を順番に倒していき、ダイマが切れたパルキアをウーラオスで倒す立ち回りをします。


■基本選出2
or

・対イベルタル、対ディアルガ
イベルタル+レジエレキが来たらダイジェット&こんげんの波動を撃ってみて、相手のレジエレキがかみなり(カイオーガ確1)持ちだったり、ふいうちでカイオーガがシバかれたら降参しましょう…。

先発と後発を入れ替えて、イベルタルダイマターンを捨て台詞や守るでしのいで後発打開ダイマックスで勝ったこともあります。こちらの方が良い気がします。ひとまず、イベルエレキはキツイです。


・対まけんきボルトロス+黒バド
に対してもこの選出で出します。先発エルフーンボルト+後発にイエッサン黒バドが居るときは、黒バドにダイジェットを積ませない&フィールド勝負に勝つ&指振りさせないためボルトロスボルトロスの後発で出てくるイエッサンを優先して倒していきます。


■対グドラザシアン


ウーラオスとゴリランダーでキングドラをシバいてから後発打開ダイマックスが安定のプランだと考えています。


■対ホワイトキュレム
or+後発


ウーラオスにダイアイスを撃たれることが多いので、ガマゲロゲのダイストリームで襷ウーラオスを守りつつ、次のターンですいすいダイジェットからの先制攻撃などが可能です。



おわりに


少しだけでも読んでくださった方、ありがとうございました。
プレイヤーの腕次第ではもう少し上位に引き上げられたと思うので、ポケモンたちに感謝とごめんなさいをしたいです。
大好きなカイオーガとドラパルトを軸にした構築で2か月間プレイできてうれしかったです。今後も使うことがあるかもしれませんが、環境も変わってきているので、この記事にて一区切りと思っています(*'ω'*)

アドバイスや応援していただいた方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします。